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図像準備中 ダーキニー Dakini 

インドの魔女。カーリーの従者として描かれる。

実は日本とも縁が深い女神様でもある。お稲荷さんのご本尊であらせられるのだ。

・ 日本、チベットにおけるダーキニー信仰とお稲荷様
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  ダーキニーは日本では、ダキニ天として、狐に乗る女神としてお稲荷様のご本尊だということはあまり知られていない。徳川家康が天下統一のために自分の胆を差し出し、願いをかなえてもらったとかいう話もあったり。 本当のところはわからないけど、家康が稲荷様の信仰厚かったことは事実みたいだし、まあ、話半分、ってところかな。

日本でのお稲荷様は現世利益のありがたい神様という位置づけと、「お稲荷さん」のように狐憑きとか動物霊と一緒に考えれたりとかのところもあるんだけれども、なんとなくイメージとして、お願いしたらなんかすぐ叶えてくれそうな、だけど等価交換を求められそうな、なんとなく怖いイメージもあったりするのはそういうことなのかもしれないね。

一方チベット仏教では、ダーキニーは知恵を与える女神として大変重要な地位にある。彼女は頭蓋骨でできた杯で血を飲み、裸で流し目の艶かしい姿で表現されることもある。チベットのタンカ(曼荼羅絵)にも好んで描かれる。チベット仏教では、単なる魔女ではなく神格が昇華されたというところか。

・ インドの魔女ダーキニー
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ダーキニーはインドの魔女とされ、大女神であり血に飢えたカーリーの従者として位置づけれる。墓場で集会を開き、怪しげな儀式を行い、死肉を喰らい、というところは、西洋の魔女にもなぞらえられるけど、たぶんこれは、タントリズムと密接に絡んでいるんだろうなと思う。 →詳しくはタントラ、タントリズムを参考に。

一応女神ではないということになっているけども、地方によっては結構ガッツリと信仰されていたりする。パールヴァティーやカーリーは聖典にも記載がある正当な、人格のある女神、というところだが、ダーキニーに関してはダーキニー女神という一人の女神がいるわけではない、というところが違いかも。

中世インドでタントリズムが流行していたころにできた寺院で、ダーキニー寺院という珍しい遺跡がある。小さいものの、円形にずらりと女神たちが並んだ姿には圧倒される。彼女たちの像はサーキニー、ダーキニーなどと呼ばれ、今は村の片隅にあり、しかし小さく息づいているのだ。


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