悪魔達の王、マヒシャ(水牛の悪魔)が、神様達との戦いで勝って、天界を制服する。悪魔とはいえ頭も良く、力も持っていた彼は、神様たちを圧倒的なパワーで制圧。
神様たちも、彼にはかなわなかった。
負けた神様達は、どうにかして覇権を取り戻したい。
けど、あの悪魔にはかなわない。
シヴァ様を中心として神様たちは自分たちの持っているパワーを一点に凝縮!
そこから ドゥルガー様が誕生したというわけ。
彼女はそれぞれの神様から武器をもらいマヒシャと戦って勝利したのでした。
その後もいろいろな戦いで勝利を続ける彼女は、
自分のことを「近づきがたいもの=ドゥルガー」と名乗るようになったとかならないとか。
彼女は、墓場の女神であるチャームンダーとも同一視されております。
※インド神話では、神様と悪魔の境目はあんまりはっきりしてなくて、悪魔でも善政をする立派な奴がいたり、神様よりもパワーを持ってたりもするのだ。逆に神様が悪知恵を使って良い悪魔を陥れたりもする。 |