奥様であるシータ妃を悪魔王ラーヴァナにさらわれたラーマ様は、強い軍隊をもっていた猿王スグリーヴァに協力を求めます。彼は快く承諾し、彼の部下であるハヌマーンがシータ妃を捜し出しました。
シータ妃が捕らわれていたのは遙か遠い島、ランカー島(今のスリランカ)。
海を飛び越えて魔王の巣窟にやってきたハヌマーンは
島の奥深くに幽閉されていた彼女を捜し出し、
ラーマ様から預かった指輪をシータに見せて信頼をえました。
ところが。探しにきたのがばれて、ラーヴァナに捕まってしまいます。
ハヌマーン様もかなり強い神様なんですけど、悪魔はもっと強かった。
ラーマ様の正式な使者として奥様を返してくださいと願い出るんですけど有罪になり、尻尾に火をつけられる刑になる始末。
何とかラーマの元に逃げ帰ったハヌマーンは
シータ妃を取り返すため、ラーマ様と共に再度島に向かうのでした。
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