ある時、戦いの女神ドゥルガーに挑んできた無謀な悪魔がいた。
ドゥルガーは悪魔に腹をたてて、その怒りからもう一つの女神を生み出した。
それがカーリー様。
「あんた、あたしの代わりにあいつ殺しておいで!(激怒)」
戦いの女神から生まれたカーリーは、ドゥルガーの残酷さや強さを凝縮した女神だった。彼女は強すぎて無邪気なので、殺すことが楽しくて仕方ないんだな。
血に飢え、悪魔を殺した後もその殺戮をやめずに延々周りの奴を殺し続けた。
生首をつないでネックレスにして遊んだり。血を飲み干したり。
腰巻は、切り取った腕をつないだものだ。怖いよママン。。
カーリーの暴走は止まらないが、
あんまり強すぎるからほかの神様も打つ手無し。
「なんとかしてくれよ、あんたの奥さん大変だよぅ」
神様たちに泣きつかれたシヴァは、「わかった、私が止めよう」 とカーリーの前にでていった。 何をするかとおもったら、いきなり彼女の足下に横たわった。
夫を踏みつけたカーリーは、ようやく我に返った。
「あ、ごめん」ってぺろって舌をだしたんだそうだ。めでたしめでたし。
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